前回の記事から一転 ここから真剣なお話です。
〈く〉兄弟 2021.4.1生まれ エイズ・白血:陰性 茶トラ:〈くり〉1.2㎏ ♂ 茶白:〈くら〉1.3㎏ ♂
〈け〉兄妹 2021.5.10生まれ エイズ・白血:陰性 キジ白:〈けろ〉0.8㎏ ♂ 三毛:〈けう〉0.9㎏♀
ひと足先にあげた インスタのとは 少し違う情報になっていますが、こちらが最新です。
〈く〉〈け〉どちらも多頭飼育崩壊 でレスキューされた子たち。他にも 助けを必要としてる子たちがたくさんいます。〈く〉〈け〉の兄妹もまだいるかもしれないし、乳呑み子がいるかもって話も。
現場に残された子たちも心配ですが、自治会や経験豊富な保護団体さんにも入ってもらって なんとか猫たちにとってより良い具合に着地できたらいいなと願うばかりです。
私に今できるのは、託された4ニンを心身ともにケアし、新しいご家族を見つけること。ボランティアでがんばる方の見立て通り他にもまだ残された兄妹や乳呑み子がいるなら できる範囲で居場所をつくりたいと思います。
そんな強い気持ちはあるのに、医療費が足りません。砂も ごはんも タイミング的に なにもかもが不足しています。こんな時に限って ウイヤツメ史上最大の山が立ちはだかってくるなんて。。
でも、なんとしてでも乗り越えたい。猫たちに温かい光が灯る場所でありたいです。
********************〈けろ〉の眼 おそらく見えてません。
鼻も鼻汁で 拭いても拭いてもかぴかぴ。鼻つまってると思うのでほとんどきいてないんじゃないかな。
だから耳だけを頼りに ケージ内のつくりや 兄妹のいる位置を手探りで把握して動いてます。ときどき激突してるけど そんなのへっちゃらで、元気いっぱいに遊ぶ姿に 胸が締め付けられるような怒りに似た感情が渦巻きました。
黄色く濁った水 不衛生なごはん 医療にもかけてもらえず 増えては なくなっていく仲間たち 4ニンがいたのは そんな無慈悲な場所です。
「どうして、こんなになるまで ほっておいたの」嘆いても仕方ないと分かりながらも怒りで心が支配されました。一発ぶん殴れたらスッキリするだろうか。でも、こうなるまで 手を伸ばせなかったのは自分。人のせいにして むくれてる時間はありません。
与えられた環境を疑わずジブンのジン生を 強く生き抜いた 素晴らしい子たち。みんにゃのがんばりに応えなくちゃ。
〈けろ〉くん 毎ごはん時に抗生剤のお薬と点眼薬 がんばってて、鼻水を飛ばす回数も減ってきました。風邪の症状は少しずつ でも確実に良くなってきてます。
眼はまだ何とも…。眼球に張り付いてしまった瞬膜をとる手術をするかもしれないし、負担をかけないようこのままかもしれない。今はまだもう少し 成長を待ちます。
そして、気になる症状がもうひとつ。ときどき眼球が縦に振れることがあって、それと同時に頭も一緒に上下に動いてます。一生懸命見ようとしての動作なのか、意志とは関係なく勝手に動いてるのか。。
前庭疾患や内耳炎的なものなのか、今ところ それもまだ分かってません。可能性は十分あり得るので 日々の様子を注意深く観察していきますね。
なので、検査は終わってますが〈けろ〉の募集はもう少し後になります。〈くら〉〈けう〉はお話いつでもお待ちしてます!
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2021.7.18〈くり〉卒業!ウイヤツメからの巣立ちっ子:No.10〈くり〉
飼育崩壊現場のご近所さまのお友達宅へ!急ですがお家 決まりました。
本当はウイヤツメを挟まず現場から直接もらってもらう予定でしたが、劣悪な環境すぎて とにかくその場から離したかったので 一旦うちでお預かりというカタチを取ることで、レスキュー&ケアすることに。
とはいえ、しばらく一緒に過ごしたことで 私の気持ちものっかってしまったのと、何かあったとき〈くり〉を心配し気にかけられる人数は多いに越したことはない と思ったので、正式譲渡の契約はさせて頂きました。なので卒業ナンバーもつきます。
一緒に過ごせたのは ほんの1週間程ですが… くりとの時間 忘れないからね。
これからの くりのニャン生が たくさんのまっすぐな愛で 包まれますように。卒業おめでとう!元気でね~!大好きだよ!
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ながながと読んでいただき ありがとうございました。
また進展ありましたら ご報告します。その時も 何かしらのお願いをしなくてはならないかもですが、、できる範囲でお力を分けていただけると助かります。どうぞよろしくお願い致します