cat cafe ウイヤツメ

完全予約制 たつの市 初の猫カフェ

〈ほき〉トライアル→卒業

今年のトライアル一発目は〈つぶ〉かなーと思ってたところに 突如 滑り込んできたふわふわ毛長のほきちゃん、奈良のお家へLet's トライアルでーす!長い道のりですからね 休憩を挟みつつ ゆっくり安全運転でいきますよ

約2時間半 で到着ついたよ~

顔つき良し。うちにいるときより 堂々としてて、かつ わくわくしてるような 気がします。動き良し、ごはん食べるし

おしっこ出せるか気にしといたって~と お伝えしたその瞬間におトイレしたしお家の方が「最初っから うちの子やったみたい」って。

ほんと、そうみたい。

この後 ケージからも出てみて 探索探検。好奇心が勝ってるうちは いろいろ見てまわってました。

最終はベッド下に隠れたので またケージに戻ってもらってすやー

うんうん、今日はつかれたよね。ゆっくり おやすみ。

ほきちゃん寝たので 検査などの今後の流れや 再訪問、先住さんのことなどなど ケーキをいただきながら楽しくお話しました。

実はここ、私の叔母のお家でして。

お正月 実家に帰ったとき 久しぶりに会いまして そのときに 先住さんが亡くなっていたことを知りました。

私の両親や弟たちは知ってて、でも「みさき(私)には 言わんといて!!」っていってたらしく、それまで全く知りませんでした。

亡くなって間もないのに 次の子を進められたら困るから…?でしょうか。…失敬なー!そんな無神経なことしないよーだっ!…と言いつつ 実際 このような運びとなったわけですから 言わなくて正解。。?笑

気持ちの整理整頓は 結局 自分でするしかないですからね。黙っていたこの期間は たとえ私が知らされていたとしても必要な時間だったのだと思います。こちらが昨年の5月に亡くなった先住の〈空〉ちゃん。ウイヤツメ△組組長の〈ミント〉が赤ちゃんに見えちゃうくらい強烈なファイティングガールでして 笑 私も 猛然たるチョッピングライトを2度ほど くらいました笑 いい思い出

叔母たちはそんな空ちゃんと ボコボコにやられながらも 最後まで家族やってたわけですからね。

どんな子でも任せられるなぁと 私にとっても、ものすごく頼もしい存在でした。

なかなか巣立つチャンスが巡ってこないオトナたちを プッシュしてみようか。〈うの〉ぜったい合ってると思うんだけどなー。フタリいけるなら〈あちゃあぎ〉かなーと 脳内マッチング 繰り返しておりましたが…

こちらの思惑どおりには いかないもんですねー笑

「空が最後の猫や」「そういうて お別れしてん」「もうやめて!(猫の写真)見せんといて!」

でもね、そう言いながらも みんにゃの写真 みたときの表情は、ハッピースマイルなんですよ…笑

いける!って思うじゃないですか。でもこの時はこれ以上話は進まず お開きに。

やっぱ まだあかんかー。もうちょい 寝かせてからか…。なーんて思いつつ、お正月気分も薄れたころキュピーン ほき 登場。

うーーわ、きてもたわ。もしかして ほきなら くつがえせる かも。

自分の直感を信じ、ほき紹介の記事をあげた後だったけど すぐ 叔母に連絡。

「あかん、やばい、かわいすぎる」と。そうでしょーとも! でもやっぱり「だって空のお骨があるし」とな。

うん、分かるよ。分かる。空への気持ち、全部聞かなくても 手に取るように分かります。ここはおふざけなしで ちょっと恥ずかしいけど 叔母とガチ対話タイム。

このライン中、叔母の娘 である私のいとこちゃんも がんばって説得してたようです。

そして、ついに「いつ 連れてきてくれる?」……いただきました。ヨッッッシャ!

で、はい。ここから 進めておいてなんなんですが、目が点になるくらいのスピードでお話 展開されてゆきます。

検査やワクチン もろもろ終わらせるには最短でも3月あたま→「こっちでやるわ」

検便だけでも、、病院で見てもらって駆虫して再検便するから2月あたまか中旬頃→「それもこっちでやるわ」

ケージやトイレある?→「全部ないから 買うわ」

あ、じゃあお世話セット持ってくから…ってうってるあいだに「名前は◯◯ちゃん」「避妊も(時期がきたら)する」「日曜やったらいつでも」「早く会いたい」

笑。

楽しみにしてくれて 嬉しい限りですよ、まったく。ちょうど その週の日曜日 まげさんも休みだし、皆さまにはご挨拶だけになっちゃうけど 連れていこー!となったのでした。

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-トライアル中-1日目「動いた!」2日目「一緒に寝てるねん笑笑笑笑笑」3日目「まったく警戒してないねん」

うちにいたときより断然いい感じ。人にはもちろんだけど 猫の多さもちょっと怖かったかな、?

この後くらいから 熱→膀胱炎と体調不良続きますが 素早い対応で すぐによくなりました。ありがとう。

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--3週間後--

きたよー!ほきちゃんどないー?部屋に入るやいなや ぴゅーんと隠れちゃいました。

ゆったりしてたら 出てきてくれたけどな…なんだね その顔ー!言いたいこと 十分理解できたので 私はそのままステイ。ウゴカナイヨ

コーヒーをいただきながら トライアル中のこといろいろ聞きました。

膀胱炎になって 病院走ってくれたこと、元気になってからも心配で心配でたまらないこと、保険も入って 毎日一緒に寝てくれるから かわいくてかわいくて…って、もう完全に親バカモードで笑尿の色がみたくて 新調したおトイレ。

尿を採取するには便利なおトイレですよね~

ほきちゃん、おしっこはこっちでして、うんちは持参したいつものんでするらしく「もうな、うちの子 天才やわ!」ですってー。笑

うん、わかった!もうお腹いっぱい!笑ウイヤツメからの巣立ちっ子:卒業No.48〈ほき〉

例のとこから。

〈そ〉〈ね〉〈へ〉の世代違いの兄妹になります。ママとはぐれて屋根から降りられなくなってしまい、ニャーニャー大きな声で 一生懸命助けを求めました。気付いたおばあさんからの連絡で 駆け付けたボランティアさんにより助け出され、ウイヤツメへ

ほきちゃん、おめでとうね!あと、叔母を元気にしてくれてありがとう。居てくれるだけでしあわせだって!空も安心したと思うよ

叔母&いとこちゃん、この度はどうもありがとう。また様子聞かせてね~!インスタに日々の様子をアップしていくようですので ぜひご覧ください、フォローお願いします~!

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ふー。ちょいとここから愚痴っぽくなっちゃうのでご了承くださいませですほきちゃん、寒波がくる前に保護できて良かった。

屋根に取り残されてたもうヒトリのきょうだいも なんとか自力で降りられたようです。さっさと保護に踏み切りたかったですが、、人間絡みで できませんでした。

結果 たまたま無事だっただけ。

「猫はそうまでして生きたがってるのか」どこかで聞いたこの言葉は

見殺しを正当化するための都合のいい言葉ではなく 保護活動をする人が直面する葛藤であると私は受け取りました。

助けれるなら全力で助けますよ。この間にも餓えて危ない子、今すぐ処置を必要とする病気の子 いるかもしれないけど、「これも運命」と片付けるのは 助けようとした人が前を向くために自分に掛けてあげる言葉 かなと思ってます。

ひとつひとつやってくしかないですからね。実際に行動を起こしてこそ 響く言葉ってありますよね。

ボランティアさんが出される案は、積み重ねた経験の元に選ばれた最善策。それに協力していただきたいなぁと切に願います。求められてるのは"意見"ではなく"協力"であると。

それができないのなら 私たちの出る幕ではないってことになっちゃいますね。

即ち 自分でやるしかないってこと。

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どきどき。

自分のモヤっとを表に出すの どきどきしますね。嬉しいご報告のはずなのに。いつもすみません。何度も消しては書いて 消しては書いてを繰り返しました。

どきどき。

私はこうやって、すぐに突き放した考えになっちゃうけど でもこれがリアルなんだなあー。ボランティアさんはそれでも諦めないから ほんとにすごいです。ここの現場からきた総勢22ニンの猫たち、そのうちの18ニンは無事 卒業していきました。この方のおかげで 22ニンの命が繋がったんですもんね。

尊敬の念を抱きつつ、今回だけじゃなく全くの別件でも同じようなこと起こりそうなので ここはひとつ 私の正直な気持ちをポソリ。

もっときちんと自分の考えをまとめておこう。

********************って、こりゃーーー!シャーあたちの カドデでしょうが!!

わわわっ ごめんごめん新しい名前は〈まろにー〉よ っていうか ほぼずっと まろにーよ

あ、そうね。〈ほき〉期間一瞬やったもんね笑まろちゃん 元気で!大好きー!